キューポラからのつぶやき

人生の中間地点を過ぎたおじさんのつぶやきです。

おじさんの一枚 高橋幸宏 サラヴァ!

apple musicでたまたま見つけた一枚。

かれこれ30年以上ぶりに聴いてみることに。

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アルバムタイトル曲のサラヴァは

なんとなく覚えていた。

ジプシーキングスの演奏で有名なボラーレやエリントンのmood indigoなんかカバーしてたんだ。完全に忘れている。


メンツはYMOのメンバーを核にして

ミカバンドや山下達郎等、高橋幸宏の周辺メンバーが勢揃い。


アレンジ、演奏共に随分リキが入っている。

アルバム作成当時、若いのでやる気満々ということでしょうか。


YMO結成当時のメンバーの熱量ってものスゴイですな。

 

おじさんの一枚 Al Green Precious Lord

二月という事もありまだまだ寒い。

ソウル、うーんもうちょいゴスペルっぽいのをと思いApple musicを探しAl Green

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昔、雑誌の記事でキースリチャーズが無人島に持っていきたいアルバムでこのアルバムを紹介してたよな。と思いだした。

変わったものは何もないが馴染むなー。

ドラムの音色は80Sな感じもまたいい。


ブラックミュージックあるあるなのだが

タムの使い方がこれまた良い。


一曲目のアルバムタイトル曲からラストのハレルヤまでゴスペル満載。

ものすごく久しぶりに聴いたが飽きないですな。

 

おじさんの一本 チャーチル

映画は第二次大戦時、チャーチル政権発足から始まる。

アル中でエゴイストのチャーチルがドイツとの和平路線を覆して交戦路線に転じて終わる。

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チャーチルを演じたゲイリーオールドマンの演技はいい。

(裏切りのサーカスも演技が良かった。)

交戦路線に転じる時に主人公の描き方をもうひとひねりあるとなおいいかも。

ゲイリーオールドマン主演なので期待しすぎたのか、、、。

あまり期待せず観るといいかもしれないですね。

おじさんの一枚 Average White Band

暖かい日が続いたがまた寒い日に逆戻り。まだまだ寒い。


こんな日はノリのいいホットな演奏を聴きたくなった。

うーんとひとしきり悩んでUKファンクの

AverageWhiteBand。

ライブ盤できまりだ。

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若い頃、八王子のCDショップで勧められたものだ。

ホーンの数が少なくブラス感はないが

そのぶんギター二本の絡みが聴きどころなのである。

AverageWhiteBandはPick up the pieces(インスト)という曲がヒットしたのでたまにテレビなんかで流れる事もある。


キーボードが前に出てないせいか、ギターが主役。一枚と書きましたがCD二枚組です。。。

おじさんの一本 ミュンヘン

ミュンヘンオリンピックパレスチナゲリラがおこしたイスラエル選手団襲撃事件。 

イスラエルの機関は報復を計画する。

史実をもとにしていて映画のトーンは重い。

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監督はスピルバーグ。 

主人公は報復メンバーの若きイケメンリーダー。

隠密行動であるはずなのに顔バレしてたりして主人公達は追い込まれていく。

追い込まれていく主人公の心理描写は素晴らしい。


最後は暴力による負の連鎖を描いて映画は終わる。ぼんやりと手塚治虫アドルフに告ぐを思い出した。

2時間30分を超える長さだが長く感じないぐらい良作。

 

 

 

おじさんの一冊 意味がなければスイングはない

ツマからのプレゼント。

著者は村上春樹。小説家の音楽批評って面白かったりする。

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いきなりシダーウォルソン。ピアニストらしいが知らなかった。誰それ?

something for lesterのクレジットを見るとオー、クレジットされてました。

ベースとドラムばかり注力していましたが、、。ウォルソンさんごめんなさい。

長くなるのでsomething for lesterはまた別の機会に。

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次の話はブライアンウィルソン。

ビーチ・ボーイズのpetsoundsについてふれている。

1966年発売当時、ファンは裏切られたという気持ちになったらしい。半世紀経った今では名盤という位置づけらしいが、当時はそうゆう事だったらしい。petsoundsを久しぶりに聴いてみる。

ふむ、若いころにも聴いたが今聴いてもいいアルバムだ。

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シューベルトピアノソナタはさっと読み

次はスタンゲッツ。

待ってました。この本のメイン、スタンゲッツ。著者もゲッツの悪業ぶりを赤裸々に書いている。

でも、ゲッツのサックスはいいんだよねというところは著者と同意見なのである。


ブルーススプリングスティーンスガシカオと続くがあまり興味ないなと。


jポップ、連想テレビドラマの台詞、全国紙(新聞)なんかは一種の制度言語とバッサリ。

流石、村上春樹です。面白い表現だなと。


アルバム聴きながら読んだので随分時間を要してしまった。面白い本です。

おじさんの一本 パリ、テキサス

この映画も昔観たが改めて観る事に。

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砂漠に何も持たずにフラフラ歩いてる男。

行方不明の兄が生きていたとわかり、迎えに行って、世話をする弟。


男は結婚し若くて綺麗な妻と子供がいた。

男がナイーブ過ぎて妻が行方不明になったようだ。

いかんせんこの男が超ナイーブだ。

いい大人がダメンズバサリと言ってしまえばその通りなのだが、こういう人いるかもね。


行方不明になった妻を探し、子供と妻を引き合わせて自分は去っていく。

ナイーブな男が心の成長をみせる。

乾いた映像とライクーダーのスライドギターがマッチしている。

いい映画です。