おじさんの一本 ベルリン天使の詩
若い頃、これがゲージュツ的でカッコよいと粋がって観た映画。
おじさんとなった今、数十年ぶりに観る事に。
二人のおじさん天使が民主の心の呟きを
聞く。こういうシーンが続く。
まだベルリンの壁があった80年代後半、
白黒映像で閉塞した社会を表現しているのだろう。
生身の人である事の喜び、悲しみ、痛み。
天使が人になる事で白黒からカラーに変わる。
あれから30年になるが、今世の中はデジタルな白黒の世界になってはないだろうか、、、。
観終わってそんな事を思ったのである。
良作な映画です。
おじさんの一冊 嘘だらけの日韓近現代史
徴用工で問題になっている事もあり購入してみた。
著者の文体が軽快なのでさっと読めのが良い。
莫大な資料をまとめてくれているので
フムフムと読めるわけだが、ちょいちょいおちょくりもあったりするので嫌がる人もいるだろうなー。
韓国の教科書について言及しているが日本の教科書も言及してほしかった。
他の著書で執筆しているのかもしれないが、、、。
読んだ後はだよねという感じであった。
隣国とは冷静かつ客観的な目を持つべきで、
仲良くしようとか強調という発想が、キレてしまう原因だよねとボンヤリ思ったのである。
おじさんの一冊 サピエンス全史 上下
ビルゲイツ、ザッカーバーグ、オバマが読んでるらしくamazon でポチってみた。
ミーハーってやつです。
ホモ・サピエンスの誕生から火を使い道具を
作りと、、、人類の道のりについて話が始まる。
農業が始まるぐらいでちょっとお腹いっぱいになってしまった。
農耕生活が始まると土地に縛られるようになったために衛生面が低下し、家畜などから疫病へ罹患する確率も高まったと。
確かにそうではあるが極端な考え方な気もするなー。
上巻読み終えてちょいと疲れてしまった。
下巻は宗教という超人間的秩序からスタート。共産主義も宗教という位置づけかー。
宗教に関してはあまり興味ないので怠くなるが読み進めてみる。
次の部は科学革命。ホッとする。
産業、国家、経済と幅の広いジャンルについてよくまとまっている。
下巻を読み終える頃には上巻の内容をだいぶ忘れてしまった、、、。
通勤で読むにはちょっと不向きだったかも。
続編が出版されているようだがちょっとパス。今後の研究、調査に伴い改定される記載もあるかもしれない。改定版がまた読みたい。そんな本でした。