おじさんの一本 ベルリン天使の詩
若い頃、これがゲージュツ的でカッコよいと粋がって観た映画。
おじさんとなった今、数十年ぶりに観る事に。
二人のおじさん天使が民主の心の呟きを
聞く。こういうシーンが続く。
まだベルリンの壁があった80年代後半、
白黒映像で閉塞した社会を表現しているのだろう。
生身の人である事の喜び、悲しみ、痛み。
天使が人になる事で白黒からカラーに変わる。
あれから30年になるが、今世の中はデジタルな白黒の世界になってはないだろうか、、、。
観終わってそんな事を思ったのである。
良作な映画です。