キューポラからのつぶやき

人生の中間地点を過ぎたおじさんのつぶやきです。

おじさんの一本 ベルリン天使の詩

若い頃、これがゲージュツ的でカッコよいと粋がって観た映画。

f:id:moonbeams21jp:20190120224743j:image

おじさんとなった今、数十年ぶりに観る事に。

二人のおじさん天使が民主の心の呟きを

聞く。こういうシーンが続く。

まだベルリンの壁があった80年代後半、

白黒映像で閉塞した社会を表現しているのだろう。

生身の人である事の喜び、悲しみ、痛み。

天使が人になる事で白黒からカラーに変わる。

あれから30年になるが、今世の中はデジタルな白黒の世界になってはないだろうか、、、。

観終わってそんな事を思ったのである。

 

良作な映画です。