キューポラからのつぶやき

人生の中間地点を過ぎたおじさんのつぶやきです。

読書

おじさんの一冊 だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?―ジャズ・エピソード傑作選

ディジーガレスピーの曲がったトランペットからエピソードが始まる。 妨げられた天職の章は興味深い。 俗に言う最初に触れた楽器というくだりなのである。 キースジャレット、パットメセニーが最初に触れた楽器はトランペット。ベイシーはパーカッション。 …

おじさんの一冊 中上健次 岬

中上健次の短編集。 「黄金比の朝」「火宅」「浄徳寺ツアー」「岬」の四編。 登場人物の心理描写がリアルに描かれて いるし、思考がどうにも暗い。 おじさんにはどうも馴染めなかった。 読みにくい文体ではあるものの、それでも読みきってしまったわけですが…

おじさんの一冊 意味がなければスイングはない

ツマからのプレゼント。 著者は村上春樹。小説家の音楽批評って面白かったりする。 いきなりシダーウォルソン。ピアニストらしいが知らなかった。誰それ? something for lesterのクレジットを見るとオー、クレジットされてました。 ベースとドラムばかり注…

おじさんの一冊 嘘だらけの日韓近現代史

徴用工で問題になっている事もあり購入してみた。 著者の文体が軽快なのでさっと読めのが良い。 莫大な資料をまとめてくれているので フムフムと読めるわけだが、ちょいちょいおちょくりもあったりするので嫌がる人もいるだろうなー。 韓国の教科書について…

おじさんの一冊 銀河鉄道の父

宮沢賢治の父、政次郎。 彼の視点から宮沢賢治を描いた作品。 暗い感じのタッチではないのでスイスイ読めてしまう。 どこまで真実かわからないが宮沢賢治という人物を興味深く描いている。 舞台である花巻の自然描写もまた良い。 面白い作品でした。

おじさんの一冊 映画を聴きましょう

細野晴臣の本ということもありamazonでポチってみた。 『キネマ旬報』連載しているものを取りまとめたものらしい。 聞いた事もないタイトルだったり、ハリウッド映画、ディズニー映画まで映画好きなんだなと感心。 映画のみならず、映画音楽の探求も素晴らし…

おじさんの一冊 サピエンス全史 上下

ビルゲイツ、ザッカーバーグ、オバマが読んでるらしくamazon でポチってみた。 ミーハーってやつです。 ホモ・サピエンスの誕生から火を使い道具を 作りと、、、人類の道のりについて話が始まる。 農業が始まるぐらいでちょっとお腹いっぱいになってしまった…

おじさんの一冊 お役所仕事の大東亜戦争

たまたまamazonで題名が面白いのでポチってみた。 序章に敗戦の総括をしてこなかった事なんかを言及している。 ふむふむと納得。 大日本帝国憲法が制定され、議会が始まるわけだがつまらない政局争いが続く。 昭和にはいると優秀な政治家、軍人はいるが、周…

おじさんの一冊 会計天国

死んだ主人公が人にのりうつって不幸になる経営者を会計知識を活かし幸せにしていくって話。軽いタッチで話が進んでいくので読みやすい。 話は貸借対照表からの説明から始まる。 元タレント社長、オタク社長、、いけてない営業部長と登場するがアルアルな感…

おじさんの一冊 夢を旅した少年

世界的なベストセラーでカルロスゴーンさんも愛読というくだりがあったので、、、。 手にとって今しがた読み終えました。 羊飼いの少年が夢を追い求め、苦難を乗り越え夢を叶えて行く話。 ポジティブな自己啓発本と言えば確かにそうですね。ブルージーで人生…